懐かしき思い出の牛タン・・・
私は調理師の専門学校を卒業してから、ある赤坂のレストランで修業をしました
その時に飲食店での楽しさや辛さを色々と噛みしめながら働き、小さいながらも一つのお店のシェフを任されました
そしてその時にも苦悩や挫折を繰り返しながら、苦心の末にこのメニューを作り出しました
それが「厚切り牛タンシチュ―」です
このメニューをお客様に出した時に笑顔で「シェフおかわりちょうだい!」と言われて自然と涙がこぼれそうになりました
私の作った料理で人を笑顔にさせ、そしてもっと食べたいと言ってくれる
そんな料理人としての当たり前の喜びを見失いそうになった時に原点に帰してくれた料理です
今では自分で言うのもなんですが、数々のレストランで修業を積み料理への知識も腕もあのころとは違いますが、この料理への喜びを思い出させてくれたメニューは特別な思いがあります
さらに美味しくなったこの思い出の牛タンシチューを味わいに来て下さい
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